バイオマーカーを用いて疾患の発症をある程度予測し、対象を限定して早期に治療介入をするという新しい医学が、近い将来実現すると期待される。
認知症の治療分野においても、このバイオマーカーの利用がいろいろと研究されてきている。
このほど、EMAは、早期認知症治療の臨床試験における患者確定の助けとなるバイオマーカーについて、市民から意見を求めている。
http://www.ema.europa.eu/ema/index.jsp?curl=pages/news_and_events/news/2011/10/news_detail_001359.jsp&mid=WC0b01ac058004d5c1
http://www.ema.europa.eu/docs/en_GB/document_library/Regulatory_and_procedural_guideline/2011/10/WC500116264.pdf
Draftでは、MRIで海馬が小さいと診断された患者は認知症予備群のステージにいるかもしれず、これらの患者の認知症進展を遅らせる可能性がある医薬品の臨床試験に適している場合もあるとしている。
※バイオマーカー
生体における生理状態や、疾患の進行、治療的介入に対する反応性を客観的に把握するための指標。尿、血液等に含まれる生体由来物質(ゲノム、エピゲノム、トランスクリプトーム、プロテオーム、メタボローム等)に加え、PET 等の画像、心電図、骨密度等、様々な指標が利用され
ている。