日本薬剤師会が、薬局のOTC薬に関する相談対応について、事例収集調査を行う方針を決めた。
日本薬剤師会の『サポート薬局制度』を活用し、約1000薬局を対象に2011年8月末までの対面相談事例を集める。
医療機関への受診勧奨例、薬剤師や登録販売者がOTC薬使用中止進言例、製品名や成分名の指名買いに対し相談応需後に変更した例などをアンケート形式で集める。
どのような結果になるかわからないが、OTC薬のネット販売規制緩和の圧力が強まるなか、薬剤師や登録販売者による対面販売の正当性につながっていくか、今後見守りたいところである。