内閣官房のホームページに、『社会保障改革に関する集中検討会議(第十回)2011年6月2日』の資料が掲載された。
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/syakaihosyou/syutyukento/dai10/gijisidai.html
社会保障改革案
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/syakaihosyou/syutyukento/dai10/siryou1.pdf
この中では、話題になっている消費税率の段階的引上げについて記載がある。
社会保障給付の規模に見合った安定財源の確保に向け、まずは、2015 年度までに段階的に消費税率(国・地方)を10%まで引き上げ、当面の社会保障改革にかかる安定財源を確保する。
優先的に取り組む項目は次のとおり
① 子ども・子育て支援、若者雇用対策
② 医療・介護等のサービス改革
③ 年金改革
④ 制度横断的課題としての「貧困・格差対策(重層的セーフティネット)」「低所得者対策」
特に、サービスの提供体制の効率化・重点化と機能強化を図るため、診療報酬・介護報酬の体系的見直しと基盤整備のための一括的な法整備を行う。
・ 病院・病床機能の分化・強化と連携、在宅医療の充実等、地域包括ケアシステムの構築・ケアマネジメントの機能強化・居住系サービスの充実、施設のユニット化、重点化に伴うマンパワーの増強
・ 平均在院日数の減少、外来受診の適正化、ICT活用による重複受診・重複検査・過剰薬剤投与等の削減、介護予防・重度化予防
また保険者機能の強化を通じて、医療・介護保険制度のセーフティネット機能の強化・給付の重点化などを図る。
a) 被用者保険の適用拡大と国保の財政基盤の安定化・強化・広域化
・ 短時間労働者に対する被用者保険の適用拡大、市町村国保の財政運営の都道府県単位化と併せ財政基盤を強化
b) 介護保険の費用負担の能力に応じた負担の要素強化と低所得者への配慮、保険給付の重点化
・ 1号保険料の低所得者保険料軽減強化
・ 介護納付金の総報酬割導入、重度化予防に効果のある給付への重点化
c) 高度・長期医療への対応(セーフティネット機能の強化)と給付の重点化
・ 高額療養費の見直しによる負担軽減と、その規模に応じた受診時定額負担等の併せた検討
d) その他
・
総合合算制度、高齢者医療制度の見直し、低所得者対策・逆進性対策等の検討
・
後発医薬品の更なる使用促進、医薬品の患者負担の見直し、国保組合の国庫補助の見直し、高齢者医療費支援金の総報酬割導入、70~74 歳2割負担
社会保障に係る費用の将来推計について
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/syakaihosyou/syutyukento/dai10/siryou1-1.pdf
医療・介護に係る長期推計 (主にサービス提供体制改革に係る改革について)
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/syakaihosyou/syutyukento/dai10/siryou1-2.pdf