2011年の花粉シーズンにおけるスギ・ヒノキ花粉は、全国平均で2010年の5倍以上となる見込みで、2005年の花粉特需発生時と同等かそれ以上の可能性があるとされている。そんな中、11月5日に、有効成分ベクロメタゾンプロピオン酸エステルの製品が承認となり、季節性アレルギー専用薬として新たにOTC医薬品にスイッチされ登場する。
承認を受けたものは、次の6販売名 (ストナ点鼻薬、ナザールAR、コンタックベクロコート、コンタックベクロガード、コンタック鼻炎スプレー、ベクロコート)
一方、第1類医薬品からリスク区分を下げる方向で、パブリックコメントが出ているものもある。
アゼラスチン(ハイガード)、ケトチフェン内服(ザジテン、パブロン鼻炎カプセル)
いずれも第1類医薬品から第2類医薬品となり、薬剤師の書面による説明なしでも購入できるようになる。