ファミリーマートが個人経営の調剤薬局と提携し、店頭で処方箋薬を 受け渡しするサービスの提供を検討していることが3月26日に分かった。
年内にも試験サービスを開始し、三大都市圏を中心に全国に広げる構想で、高齢者向けのサービスを強化するのが狙い。
処方箋薬とともに、高齢者向け弁当など商品の宅配も視野に入れている。という。
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100327/biz1003270051000-n1.htm
処方箋薬となると、当然有資格者として「薬剤師」が必要になってくる。業態としても薬局の許可を取得しなければならない。もちろん店舗面積や営業時間、有資格者雇用などで越えなくてはいけないハードルが多くでてくる。どのような形態になるのか不明であるが、まさかとは思うが、郵便小包からお金の振込み、弁当の温めなどのついでに、処方箋の引渡し業務ということを考えてはいないだろう。。。
考えられる範囲だと、個人経営の調剤薬局とフランチャイズ契約を結び、そこで処方箋薬を渡す。
ファミリーマートのメリットとしては、当然個人経営の調剤薬局をフランチャイズとすることで、業態や人員のハードルをクリアすることができる。つまり構造設備+薬剤師付き。しかも、OTC医薬品だけではなく処方箋医薬品まで一気に扱える。育ててきた登録販売者をフランチャイズ契約の調剤薬局におけるOTC医薬品の販売にも使える。
それでは個人経営の調剤薬局のメリットはというと、ファミマのネームバリューがつくだけでなく、ついでにファミマ流通の中でのOTC医薬品の販売もできる。衛生雑貨なども含めたシナジー効果が期待できる。
となると、ファミマのPB商品がどんどんOTC医薬品で登場! なんてこともありうるかもしれない。
今までのファミマの動きをちょっとみてみよう。
2008年9月 : 都内直営店2点でOTC医薬品を時間を区切って販売開始
社員研修も実施し、登録販売者を育てる
2009年6月 : 改正薬事法施行
2009年9月 : 社員研修し実務経験した社員が1年以上の実務経験をクリアする
2009年12月28日 : 池袋にあるファミリーマートサンシャイン南店で一般用医薬品の24時間実験販売を開始
2010年3月26日 : 処方箋が手渡せるサービスを検討
この間、組織的に登録販売者を増やすことで、根強い需要が見込める大衆薬を有力な販売商品として育てていく考えのもと計画をたてて事業を拡大
今まで、パイロットとして薬剤師を常駐させた2店舗において、経験を積ませ、自社で育てた登録販売者たちがでてくる。
ファミリーマートの動きに目が離せない。