日本の医薬教育が検討されているが、フランスでは中学~高校にかけてきちんと教育されている。
中学生では、生命科学等のカリキュラム中で薬の正しい使い方が示され、思春期の心身成長期について学ぶことになっている。これは日本でも保健体育の事業で一部やられているのではないかと思われる。
さらに、薬の正しい使い方、食物を取ることと健康、抗生物質、喘息とアレルギー、避妊、心筋梗塞、マラリア、神経系と精神障害の薬、ワクチンなどについて教えられる。
さらに高校になると社会科学等のカリキュラム中で薬の正しい使い方の総括が教育される。
健康への出費(医療費推移、社会保険給付率等)、薬と社会(薬剤費の償還、薬の市場等)、薬の誕生:新しい分子の発見から市販まで、薬の生涯に関与する主役、健康管理と薬、薬の産業、責任など
まさに、社会に出てからの実践ということになるところをきちんと教えている。
日本では、こういったものは社会に出てからそれとなく、人から聞いたり、新聞や書籍を読んで自然と身につけていくことになる。
日本の教育では、社会の実践で役に立つような社会のしくみというようなものを、もっと教えていくべきではないだろうか。小学校は平成23年度から、中学校は平成24年度から、高校においても平成25年を目途に新しい学習指導要領ができることになっているが、期待したいところである。