米国で行われたある研究から、人助けが“伝染”することがわかったと新華社が2010年2月16日発表している。他人が善行をしているのを見ると周囲の人も善行をしやすくなるらしい。
米心理学協会の専門誌「サイコロジカル・サイエンス」に発表された論文によれば、実験の協力者を2つのグループに分け、1つのグループには自然に関する映像を、もう1つのグループには善行を勧める映像を見せ、鑑賞後にボランティア活動に参加する意志があるか訊ねたところ、後者のグループの方が積極的に参加する意志が明らかに高かったという。
また別の2グループでは英国コメディ映画と善行を勧める映像をそれぞれ見せた後、「研究用のPCが故障した」と被験者らに告げたところ、やはり後者のグループのほうがPCの修復に協力する人が多かったという。
研究の結果、善行を勧める活動には利他主義を促進し、社会の乱れを改善する働きがあることがわかったとしている。