クリスマスイブの12月24日、ファミリーマートが池袋にあるファミリーマートサンシャイン南店で一般用医薬品の24時間実験販売を12月28日9時から開始すると発表した。
今年6月の薬事法改正による一般用医薬品販売の規制緩和に対応するもの。
ファイミリーマートは既に医薬品の販売ノウハウや登録販売者の養成などを目的に、2008年9月から東京都内の直営2店舗で大衆薬を時間を区切って販売しているが、今回はいよいよ本格的に24時間販売に乗り出す。
サンシャイン南店では大衆薬の販売コーナー「ファミマドラッグ」を設置。7人の登録販売者を配置し、8時間勤務の3交代制で24時間販売する。
ファミリーマートは薬事法改正後3年間で風邪薬など大衆薬の取り扱いを300店規模で展開する方針を明らかにしている。
【24時間販売、なぜこのタイミング? 理由と背景を考えた視点】
ファミリーマートは大衆薬を販売している店舗が6店舗あったが、薬剤師の資格を保有する人がいるフランチャイズ店がほとんどで、組織的に登録販売者を増やすことで、根強い需要が見込める大衆薬を有力な販売商品として育てていく考えのもと計画をたてて事業を拡大してきた。
2008年秋から薬剤師を設置した2店舗でパイロットを実施。第2類・第3類医薬品を販売して市場ニーズを調査するとともに社員研修も実施し、その研修を受けた社員が、2009年秋には、登録販売者受験資格である1年以上の実務経験をクリアしているという背景が、今回の24時間販売につながっていると考えられる。
24時間店舗ができたことで、さらに資格を持つ社員を増やしていく方針が加速していきそうだ。