農林水産省が野菜や果物の抗酸化力の評価指標についての施策に乗り出した。
2009年度新需要創造フロンティア育成事業にAOU(Antixidant unit)の表示方法の検討などが盛り込まれた。
目的としては機能性を付加した新食品・新素材の普及としていて2010年3月までに検討を終える計画になっている。
AOUにはORAC(Oxygen Radical Absorbance Capacity)などの指標があり、米国では抗酸化力を表す指標として一部商品にフードアイコンとして表示されている。
しかし、日本では食品に対して抗酸化作用を標榜することに関しては、薬事法の壁の問題がある。
栄養機能食品で認められている、栄養機能表示 (ビタミンCは、皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用を持つ栄養素です。 ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。 )をするものは可能性があるのかなども含め、今後、薬事法の壁を考えた実際の食品の表示面でも検討が必要であろう。
※AOU (Antixidant unit)
AOU-P(フリーラジカルに対し活性を有するポリフェノール系抗酸化物質)とAOU-C(一重項酸素に対し活性を有するカロテノイド系抗酸化物質)をあわせた日本独自の抗酸化力測定の指標
※ORAC (Oxygen Radical Absorbance Capacity) 活性酸素吸収能力
1992年にUSDA(米国農務省)と国立老化研究所の研究社により開発さrた抗酸化力指標。抗酸化能の評価方法として世界的に使用されるようになる可能性が高いとされている。