日本薬剤師会が、ケトチフェンの第2類OTC医薬品への移行について反対している。
鼻炎用点鼻薬「ケトチフェン」の第1類医薬品から第2類医薬品への移行については、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策調査会で合意し、10月10日までその意見募集が行われているが、日本薬剤師会は定例会見で、鼻炎用点鼻薬「ケトチフェン」の第1類OTC薬から薬剤師の説明が義務づけられていない第2類への移行に関して、反対意見を出した。
薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策調査会は、ケトチフェンの類薬が第2類に分類されていることから、移行することで合意していたが、日本薬剤師会はケトチフェンには製造販売後調査で「意識レベルの低下」「浮動性めまい」といった副作用報告があることを理由に第2類OTC医薬品への移行を反対している。薬剤師団体として要薬剤師薬としての第1類医薬品を極力残したいとの思惑も見え隠れするが、今後リスク区分の変更に関しては安全性の問題にもかかわってくるだけに、慎重に議論してもらいたい。