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経営危機に直面したアメリカの証券会社に対し、日本の金融機関が相次いで支援を表明している。日本の快進撃などとのん気なことをいっている人もいるようだが、なぜこの時期、とんだ貧乏くじをひかされたものだという感がある。どうせ、これだけの金融機関や銀行・証券会社が動いているのであるから、ニュースでは言わないが、日本と米国の間で国レベルでの水面下の取引があったに違いないだろう。
第一、日本の銀行は不良債権処理で赤字続きだったために税務上優遇され、「空前のもうけをあげているのにもかかわらず税金を払っていない」 いいかげんにしてほしい。国に税金も払わないで海外の金融機関に融資するとは??? 融資もいいが、そんな余裕があるなら、その前に国に法人税をきっちりと納めるべきではないだろうか? やることもやらないで融資とは何様のつもりなのだろうか? ニュース・報道・マスコミも黙っていないで、こういったいたいところを徹底的について、今こそ銀行を追及すべきではないだろうか? 日本の銀行、快進撃などといっておどけている場合ではないのである。うまくいく保証はなにもない。 それよりか、今だからこそ日本の銀行が国に法人税すら払っていないことを、もっと大々的に報道すべきなのではないだろうか! ではこれをやらないのはなぜか? 的外れかもしれないが、私なりに推測をしてみた。(あくまでも個人的など素人の推測である) 日本が米国から泣きつかれた ⇒ 国は銀行に米国の金融機関の支援を打診 ⇒ 国は一歩間違えば大変なことになる可能性があることを押し付けるわけだから税金は目をつぶる。 ⇒ 銀行も税金で目をつぶってもらってるという負い目があるから国の打診を断りにくい。 ⇒ これを今報道されると金融不安にもつながるし国としても困り国益に反する ⇒ したがって、マスコミ・報道に圧力がかかっている。 考えすぎだとは思うが、ありえなくはない話ではないだろうか。 ブッシュが演説で金融問題はすぐにでも解決するだけの力はもっているようなことをいかにも自信ありげに発言していたが、日本の銀行による支援をあてにしての発言ともとれる。そうすると益々、日米間での水面下のやりとりがあった考えたくもなる。第一、日米では金融システムも違うだろうし、3~4日でこんな重大な決断をするのはいかにも早計ではないだろうか。 常識から考えれば怖くて決断できないのが普通ではないか。 いずれにしろ、ここで舵取りを誤り日本の銀行等がコケルとビジネスや年金とかいっている場合じゃない状況にもなりかねないくらい深刻な問題だと思う。日本が大火傷を負う可能性も十分秘めているのである。 将来、保険や年金、医療制度の議論どころじゃないという状況だけは避けてもらいたいものである。
by yakuji-info
| 2008-09-24 23:49
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