大正製薬株式会社が新しいかぜ薬「パブロン50」を、9月25日より発売する。
この薬、かぜ薬服用時の悩みの声から生まれた新発想のかぜ薬。
普通、成分比較というと、新たに成分を加えていくという足し算の発想であるが、副作用の面から考え引き算の発想となっている。つまり、成分を足し算することにより効能を追加したり優位性を訴えたりするのではなく、副作用というマイナス面を引き算していくという発想である。
かぜ薬を服用すると、眠気・口の渇き・便秘・尿が出にくくなるなどの副作用がでてくることも。
これらを抑えるため、このかぜ薬、実は抗ヒスタミン薬とジヒドロコデインリン酸塩を配合していない。
そのかわり鼻の症状の改善はしない。効果の面でもマイナスになってることを注意しないといけない。
鼻の症状があまりない人にとっては、余計な成分を摂らないですむという利点はあるだろう。
アセトアミノフェン、アヤコールスルホン酸カリウム、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物を配合し、効能・効果は、「かぜの諸症状(のどの痛み、せき、たん、頭痛、発熱、悪寒、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和 」となっている。
15才以上 1回3錠 1日3回食後なるべく30分以内の服用となっている。