asahi.com に 国立研究機関が『高齢者ご注意、避けた方が良い薬のリスト』を作成との記事がありました。
http://www.asahi.com/life/update/0331/TKY200803310352.html
医薬品リストを作成したグループの国立保健医療科学院今井部長は、欧米で広く用いられている米国の医師ビアーズ博士作成のリストをベースに、国内外の副作用事例に関する論文を加味し、原案を作成。北原光夫・慶応大学病院経営業務担当執行役員ら内科学や臨床老年医学、老年精神神経学、薬剤疫学などの専門家の意見を聴いてまとめたとしています。
リスト(Beers Criteria 日本版)は日本医師会雑誌4月号に掲載されるとのこと。
国立保健医療科学院のホームページにも4月上旬に収載とのことでしたが、すでに収載されていました。
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http://www.niph.go.jp/soshiki/ekigaku/BeersCriteriaJapan.pdf
*ホームページからのアクセス方法*
http://www.niph.go.jp/ で、「国立保健医療科学院」のホームページにアクセスした後、「研究部・センター」タブをクリック。
「疫学部」ボタンをクリックした後、「部長 今井博久」の項目の「Beers Criteria 日本版」をクリックしてPDFファイルを開きます。
※ビアーズリスト :
米国のベアーズらが、65歳以上の高齢者にとって、望ましくない結果をもたらすという観点から薬剤を3段階に分けてリストアップしたもの。
欧米各国では、「高齢者に不適切な医薬品リスト」として広く使われているそうです。
医薬品の使用上の注意や高齢者に対する情報をまとめてみるにも大変参考になる資料化と思う。