本日から新年度となりますが、早速医薬品医療機器総合機構のホームページに、
『重篤副作用疾患別対応マニュアル』が掲載されました。
【消化器】
●消化性潰瘍
<症状>
「胃のもたれ」、「食欲低下」、「胸やけ」、「吐き気」、「胃が痛い」、「空腹時にみぞおちが痛い」、「便が黒くなる」、「吐血」などがみられ、これらの症状が持続する
●偽膜性大腸炎
<症状>
「頻ぱんに下痢がおきる」、「粘性のある便」、「お腹が張る」、「腹痛」、「発熱」、「吐き気」など
【過敏症】
●アナフィラキシー
<症状>
「皮ふのかゆみ」、「じんま疹」、「声のかすれ」、「くしゃみ」、「のどのかゆみ」、「息苦しさ」、「どうき」、「意識の混濁」など
※「息苦しい」場合は、救急車などを利用して直ちに受診してください。
●血管性浮腫
<症状>
「急に、くちびる、まぶた、舌、口の中、顔、首が大きくはれる」、「のどのつまり」、「息苦しい」、「話しづらい」
※息苦しい場合は、救急車を利用して直ちに受診してください。
●喉頭浮腫
<症状>
「のどのつまり」、「息苦しい」、「息を吸い込むときにヒューヒューと音がする」
※息苦しい場合は、救急車などを利用して、すみやかに受診してください。
●非ステロイド性抗炎症薬による蕁麻疹/血管性浮腫
<症状>
「急に、くちびる、まぶた、舌、口の中、顔、首が大きく腫れる」、「のどのつまり」、「息苦しい」、「話づらい」
※息苦しい場合は、救急車などを利用して直ちに受診してください。
<医療向け>
http://www.info.pmda.go.jp/juutoku/juutoku_index.html
<一般向け>
http://www.info.pmda.go.jp/juutoku_ippan/juutoku_ippan.html
「薬物性肝障害」「麻痺性イレウス」「偽膜性大腸炎」「悪性症候群」は、まだ掲載されていません。