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薬局で一般に売られているOTC医薬品については、配合成分によって添付文書に記載されている禁忌事項が異なってくる。 今回、小児に焦点をあて、小児に対して禁忌事項が記載されていて特に注意をようする成分をその理由とともにまとめてみた。 【未成年者(20才未満)】 ●ミノキシジル 【育毛剤】 国内での使用経験がないことから記載されている。 【15才未満の小児。】 ●アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン、プロメタジンメチレンジサリチル酸塩、塩酸プロメタジン、イブプロフェン サリチル酸系製剤は、ライ症候群を発症するおそれがあり、15才未満の小児、水痘・インフルエンザにかかっているあるいはその疑いのある15才未満の小児には使用しない。 プロメタジンは、乳児・小児への安全性が確立しておらず、海外で2歳以下の投与で乳児の突然死・乳児睡眠時無呼吸発作があるとの報告がある。 イブプロフェンの小児使用は、症状の不顕性化のおそれがあることから用法・用量とは別途注意喚起する。 ●睡眠改善薬(塩酸ジフェンヒドラミン) 塩酸ジフェンヒドラミンは、一時的な不眠に用いるもので15才未満の小児が用いるべきではない。興奮や痙攣など中枢系の副作用が起こる可能性がある。 ●H2ブロッカー H2ブロッカーは、15才未満に使用してはならず、胃腸症状は比較的軽く見えても小児の場合急激に変化したり進行したりすることがあるので注意が必要。 ●肩こり・筋肉痛外用薬(ピロキシカム、フェルビナク) ピロキシカム、フェルビナクについては、小児に対して臨床での使用経験が少なく安全性が確保されていないため、禁忌扱いになっている。インドメタシンは11才未満(医療用と銅濃度は15才未満)。OTCの強心薬は心臓に器質的異常や心拍数がないのに不安感やストレス、疲労などから動悸を感じる成人に用いられるもので、小児で動悸や息切れがある場合は、重大な疾病や服用している薬が原因であることもあり医師に相談すべきである。またジプロフィリンなどのキサンチン系薬剤は副作用が出やすく医療用でも小児に対しては慎重に投与される。 ●ジプロフィリン、ユビデカレノン 【小児】 ●ケトプロフェン 小児に対して臨床での使用経験が少なく安全性が確保されていないため、禁忌扱いになっている。インドメタシンは11才未満(医療用と銅濃度は15才未満) 【12才以下の小児。】 ●カフェイン含有製剤の一部(眠気防止剤など) カフェインによる眠気防止薬は、本来小児には不要と考えられ、小児カフェイン少量連用で不安感増大、大領使用で急激な減量や禁断症状があるといった報告もある。 【7才未満の小児。】 ●クロモグリク酸ナトリウム・マレイン酸クロルフェニラミン・塩酸ナファゾリン、フマル酸ケトチフェン 小児は、ナファゾリン、テトラヒドロゾリン、フェニレフリン等の血管収縮剤の中枢抑制作用に対して感受性が高いとされている。これらにより傾眠、徐脈、血圧上昇、血圧低下、頭痛、呼吸抑制、昏睡などが現れる可能性がある。 スイッチOTC成分であるフマル酸ケトチフェンは、7才未満ということで許可になっている。 ●プラノプロフェン プラノプロフェン点眼薬は使用経験が少なく小児に対する安全性は確立していない。眼球の形態・機能は6~7才までに発達するといわれる。 【6才未満の乳幼児】 ●アミノ安息香酸エチル アミノ安息香酸エチルは、乳幼児への投与によりメトヘモグロビン血症が報告されている。これは生体内で酸化剤としてはたらくアミノ安息香酸エチルによりヘモグロビンの2価の鉄が3価に酸化されメトヘモグロビンとなる。したがって酸素と結合できず酸欠状態となりチアノーゼを呈する。乳幼児では特にメトヘモグロビン還元酵素の活性が低く、メトヘモグロビン血症を起こしやすい。 アシクロビルは、乳幼児の場合、初めて口唇ヘルペスに感染した可能性が高いと考えられる。低出生体重児及び新生児に対する安全性は確立していない。また、6歳以上では体内薬物動態は成人とほぼ同等であるとされている。 【5才未満の乳幼児(のどにつかえる恐れがある)】 ●クレオソート・アセンヤク末・オウバク末・カンゾウ末・チンピ末の丸剤(直径6~7mm) 丸剤であり、直径が6~7mm。直径6mmを超える丸剤は、5歳未満の乳幼児にてのどにつかえる可能性があり注意が必要。 【2才以下の幼児】 ●一部の外皮用殺菌消毒薬 2才以下ではまだ皮膚組織の発達が未熟で、炎症を起こす可能性がある。 【3才未満の乳幼児】 ●ヒマシ油 ヒマシ油は、使用により栄養素の小腸吸収が妨げられる可能性もあり、3才未満の乳幼児の適用はない。 【2才未満の乳幼児】 ●ヨウ素スプレーなど ヨウ素は、新生児の甲状腺機能を抑制する可能性がある。 【1才未満の乳児】 ●点眼薬 フマル酸ケトチフェン フマル酸ケトチフェンはスイッチOTC成分。1才未満ではまだ眼組織の発達が未熟で、自覚症状も訴えることができないので記載されている。
by yakuji-info
| 2008-01-24 08:55
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