結論を一言でいうと、小児へ薬剤投与は、大人用量から割り出されたもので、臨床的に科学的根拠がなく、6才未満の小児には鎮咳薬や風邪薬は使用すべきではないとの勧告をまとめた。
ただ、2才~6才までについては、有効性と安全性が確認されているならば、使用を認めなければならないだろうともしている。
どうやら、「じほう」、「RISFAX]、「薬事日報」といった業界紙のネット版には、まだ掲載が内容である。
大部分の死亡は、2才未満の小児で生じた。
鼻水やくしゃみを緩和するプソイドエフェドリン、鬱血除去薬、抗ヒスタミン剤を含む数種類の風邪薬成分が検討されていく。
プソイドエフェドリンを含んでいる製品は、大部分、2才未満の小児で発作と関連づけられた。
抗ヒスタミン剤は、小児で鎮静を引き起こした。
ほとんどの場合、副作用は、過量服用から生じている。
FDAによると、この50年間で子どもを対象にした薬効の研究は11しかなく、効果を確認したものはないという。
製薬会社側は、年間38億回も使われており、用法用量を守れば安全だとしている。
表示や販売方法といったことでの対応も考えられるが、今後FDAとメーカーサイドでどのようなやりとりになっていくのか注目すべきところである。
<関連ニュース>
http://www.encyclopedia.com/doc/1Y1-111398192.html?Q=Young,
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kurashi/2007102001000177.html
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007102000045&genre=O1&area=Z10
http://news.www.infoseek.co.jp/society/story/20kyodo2007102001000175/