3月よりOTCの添付文書閲覧システムが稼動開始
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会で、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が3月より一般用医薬品の添付文書情報のホームページ掲載などの、新たな安全対策業務を強化することを報告した。
総合機構で今後開始予定の主な安全対策業務は次のようになっている。
(平成18年度第3回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会資料)
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/02/dl/s0216-7q.pdf
この情報提供の目的は、一般用医薬品の添付文書について、商品を開封せずに閲覧できるようにすることであり、医療用医薬品と同様、HTMLとPDFファイルの両方で閲覧される予定。
2007年度からは体外診断用医薬品の添付文書情報を情報提供ホームページに掲載するシステムの開発も行い、パイロットスタディを経て2008年度から正式稼動予定になっている。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構は、あわせて3月からホームページの大幅にリニューアルを検討していて、「見やすい、使いやすい、分かりやすい」を視点に、一般国民向けの情報を充実するだけでなく、文字拡大機能や読み上げ機能などバリアフリーに対応していく。