第一三共傘下の大衆薬メーカー、ゼファーマは、一部保管品に基準を上回る細菌が検出されたとして、アレルギー用点鼻薬「エージーノーズ」を自主回収すると発表した。この細菌「バークホルデリア セパシア」は抵抗力の弱い患者をまれに発熱させることがあるという。製造元のホシエヌ製薬(奈良県五條市)の洗浄殺菌が不十分だったためとしている。
回収対象は、10ミリリットル入り(製造番号1652)と20ミリリットル入り(同1642)の計2万7419本。問い合わせ先は、ゼファーマのお客様相談室(エージーノーズ専用、0120・702271)で受付時間は午前9時~午後5時。
http://www.zepharma.com/wnew061011.html