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腸内環境に関連した言葉に、「プレバイオティクス」「プロバイオティクス」「シンバイオティクス」というものがある。
プレバイオティクス(prebiotics)は、食物繊維やご飯などに含まれる難消化性デンプンのような非消化性の成分で特定の腸内細菌を活性化させたりその成長を助けたりして生体に有益な作用を示すものである。 プロバイオティクス(probiotics)は、腸内細菌叢に変化を及ぼし、健康に有益な作用をする生菌を摂取することである。 シンバイオティクス(synbiotics)は、プレバイオティクスとプロバイオティクスを組み合わせてとることである。 人間の腸内には約500種類、100兆個もの腸内細菌が存在するといわれている。腸内細菌はそれぞれ種類ごとに集団を形成し、細菌叢や腸内フローラを形成している。不溶性食物繊維は便量を増加させ、腸管の運動を活発にし、水溶性食物繊維は便のやわらかさを調整している。 IBS(irritable bowel syndrome):過敏性腸症候群は、下部消化管由来の症状が慢性に持続するのに、消化管の内視鏡やX線造影検査などでは器質的疾患が認められないものが該当し、疫学的には主要文明国の約10~15%の人が過敏性腸症候群(IBS)ともいわれている。 現代社会のストレスや食物摂取などの刺激により消化管運動異常が起きたり、消化管知覚過敏や心理的異常による症状が起きたりする。 生活習慣の改善も治療には大切で、高繊維の食事は消化管運動を抑え、症状を和らげたりする。 過敏性腸症候群(IBS)の診断には「RomeⅢ診断基準」が使われ、症状の原因となる器質的疾患がないかどうかもポイントになる。 【RomeⅢ診断基準】 ●腹痛あるいは腹部不快感(腹痛とはいえないが不愉快な感覚)が最近3ヵ月のうち1ヵ月についき少なくとも3日以上を占め、次の2項目以上の特長がある。 ①排便によって改善する ②排便頻度の変化で始まる ③便形状の変化で始まる 少なくとも診断の6ヶ月以上前に症状が出現し、最近3ヵ月間は基準を満たす必要がある。 知覚過敏型のものには消化管内圧検査やバロスタット検査(大腸に合成樹脂でできたバルーンを挿入し消化管の知覚を測定する機能検査)が行われたりする。 ◎食生活上の注意点 <下痢がひどい場合> 冷たい飲み物、強い香辛料、炭酸飲料、カフェイン、非水溶性食物繊維が多い食品は避ける 乳糖など消化・吸収されない成分があると腸内浸透圧が高まり水分が再吸収されにくくなり下痢しやすくなるので注意する。 牛乳・オリゴ糖・キシリトール・アルコールなどは避ける。 ストレスで腸管運動が活発になり内容物通過時間が短くなり、腸での水分吸収が間に合わず下痢となるケースもある。この場合、脂肪や食物繊維のとりすぎは避ける。 <便秘がひどい場合> 食物繊維を多くとるようにし、水分も十分に摂る。1日2~2.5Lは摂るべき。 精神的ストレスで腸管が過度に緊張し、蠕動運動が強くなりすぎて起こる場合がある。 いずれにしろ、食生活に気をつけストレスとうまくつきあっていくといった生活の知恵も必要ということになろう。
by yakuji-info
| 2006-08-17 17:40
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