COPD(慢性閉塞性肺疾患)<慢性気管支炎・慢性気管支喘息・肺気腫>や脱毛症の薬、禁煙補助剤について、市場が拡大するのではという富士経済の調査がでた。
2014年のCOPDの市場予測であるが、770億円と2005年の3.5倍という見積もりが出された。高齢化社会とともに日本呼吸器学会の作成したCOPDガイドラインの浸透などが要因として働くのではないかと考えられている。もともと患者数は多くないが、いかに啓蒙できるかがカギとなりそうである。
脱毛症用薬市場は2005年5億円だが2014年には95億円と19倍に見積もられている。
アデランス以外にもリーブ21などカツラもよく広告されており、このあたりの競合も加味されてのことなのであろうか。
禁煙補助剤については、行政が一環として禁煙政策を実施しており、愛煙家は肩身のせまい思いをしていることから、需要もある程度伸びるということなのであろう。