万有製薬は、医師の処方せんが必要な国内初の「飲む育毛剤」、プロペシア錠を14日に発売すると発表した。
プロペシアは、保険適用外で、病院での診察料と薬代は患者の全額負担となる。
プロペシアは,抗テストステロンホルモンとして作用する。テストステロンがディハイドロ・テストステロン(DHT)に変化するのを妨げる。
このDHTが徐々に毛根を縮小させると考えられている。
【プロペシアの誕生秘話】
生まれつきDHTレベルの低い男性はほとんど抜け毛に悩まされることはない。メルク社は自社の前立腺治療薬プロスカーの服用患者の頭髪が増えていくのに気づき,プロペシアに効果があることを発見したということだ。
プロペシア®は、米国メルク社 (Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., USA) が開発・販売している、世界で初めての、医師が処方する内服の男性型脱毛症用薬で、現在すでに世界60カ国以上で承認されている。日本では、当社が2005年10月11日に厚生労働省より輸入承認を取得している。
【参考】薄毛の悩みを抱えた男性のライフスタイル、ヘアケアに関する意識と実態調査
(万有製薬のホームページ PDFファイルより)