11月1日、東京都は食品安全情報評価委員会の第8回会合を開き、健康食品専門委員会がまとめた報告書案について意見交換をした。
評価委副委員長の消費生活アドバイザーからは、健康食品による健康被害の実態が報告書にあることに対し、「健康食品は悪いものじゃなく、健康食品で体を壊したという一面だけでなく効果があったという声があるなら利用者側の意見を公平に出したほうがいいのでは」との意見があった。
一方これに対し、国立健康・栄養研究所からは、有用性情報を一面に出すと「誤認を招くのでまずは安全であることが大切」とした。
現在、保健機能食品(特定保健用食品及び栄養機能食品)以外では、食品に対してその機能性は言及できないことになっている。
別の考え方をすると、日常食されていて食経験があるものであれば、有用性を言及しようがしまいがリスクということからすれば同じではないだろうか。。。 今までの食経験より多く摂取されてしまうからリスクがあがってしまうというのであれば、それはきちんと吟味し一日の摂取目安量などを定めていくということも必要であるかもしれない。
医療費削減の意味からも、これから食品の果たす役割は大きくなっていくのではないかと考えられないであろうか・・・