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ネット社会になって、いろいろな業種が医薬品販売に参入してきています。
医薬品の販路拡大の歴史を見ていくと、医薬品の販路の規制緩和によって、一部の医薬品が指定医薬部外品という形でカテゴリーを変えてコンビニやスーパーでも販売が可能になりました。そして、登録販売者制度ができ、第一類医薬品以外については、登録販売者が販売できるようになりました。 そして今年2014年6月12日から、一般用医薬品のネット販売が全面的に解禁されています。医薬品は原則対面販売というこれまでの常識が一気にくつがえったパラダイムシフトと言えるかもしれません。 ネットショップ側は、専用の相談ダイヤルをつけ、禁忌や副作用などの説明を読ませ、チェックボックスにチェックを入れなければ購入ページに行けないように安全対策に工夫を行っています。 店舗で薬剤師からいいかげんな説明を受けるくらいなら、丁寧に書いてあるネットで注意を読んでなんていう意見もでてきそうです。 問題となっているのが異業種参入による競争激化です。ケンコーコム等はもちろん、ついにカメラ屋さんまで医薬品販売に乗り出してきました。 化粧品会社や食品会社、菓子メーカーや酒造メーカーまでが医薬品製造に乗り出す一方、ドラッグストアでも日用品はもちろん、食料品まで買えるようになり、もうスーパーとドラッグストアの境界線すらあやふやになり始めてきました。 ケンコーコム(楽天)・アマゾンのネット通販の双璧はもちろんのこと、最近ではスーパーはもちろん、電気屋さん(ヤマダ電機)やカメラ屋さん(ビッグカメラ)までが、お金儲けのためにネットで医薬品販売する時代になり、お金儲けるためには何でもやるのかよという、節操のなさを感じたりもします。 まあ、それがビジネスというもので、儲けがあるところに参入していくのが定石なのでしょう。 人間が儲けを求め、甘い蜜があるところ集まってくる構図をみていると、滑稽にも思えてきます。エサを奪い合ってる動物と大差ないなと。。。 価格などを見てみると、結構安く手に入ったりします。異業種参入により、特に人気があったり目玉となるものの価格がどんどんと下がり続けているのが現状です。消費税を上げた上に、金融緩和、円安にして物価を上げる政策により、デフレから一転、世界情勢もあり石油価格もあがり、物流コストもかかる時代、安売り競争してくれるのは、消費者にとったら大歓迎です。 同じ薬なら、それこそ、 ♪まるい緑の山手線 真ん中通るは中央線 ~ ♪3割4割引きは 当たり前!!! なんて価格で売ってくれれば、正直嬉しいですwww まあ、カメラじゃないんで全体的にはそんな値引きははないでしょうが、2割引きぐらいはもう当たり前になってる感じがします。 そういえば、ネット通販の双璧といえば、ケンコーコム(楽天)とアマゾンですが、ビッグカメラさんでないカメラ屋の両雄のもう1人のヨドバシ君も、ついに8月8日から医薬品のネット販売をはじめちゃいました。 http://www.yodobashi.com/ec/feature/500000047111_000000000000013003/
by yakuji-info
| 2014-08-11 16:23
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