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本当に情けなさすぎる、日本の安全性と環境に対する意識レベルの低さ。
マスコミは、どうでもいいといったら語弊があるが、オオカミ少年の猪瀬知事のことなんか追いかけているよりも、原発や農薬等、人命や地球環境に対する問題点をもっと大々的に報じて、国を動かすくらいの気構えをもって欲しいものである。 視聴率や売上ばかり気にして、ワイドショーネタを取り扱って、その番組、どの週刊誌も同じようなことをやっています。 20年前から、世界各地でミツバチの大量死・大量失踪が報告され、2007年春までに北半球から1/4のミツバチが消えたとも言われています。 原因の一つに挙げられているのが農薬として使用されていたネオニコチノイドで、フランスでは真っ先に使用を禁止している。現在2013年12月からEUはこのネオニコチノイドに対して厳しい判定をくだし、EU全域で原則使用禁止としています。 EUの規制当局では、ニコチノイド系農薬の、アセタミプリミドとイミダクロプリドにカンして、小児の神経系に及ぼす悪影響の可能性について報告しています。 http://www.nytimes.com/2013/12/18/business/international/europe-warns-of-human-risk-from-insecticides.html?smid=tw-share&_r=0 日本では、ミツバチのニュースなどは、本当にたまにちょこっと出てくる程度で、しかもミツバチは多くの受粉する食料で使われているため、いなくなってしまうと多くの作物ができなくなってしまうというようなことは紹介されています。 しかし、これがニコチノイド系の農薬と深く関連がある可能性が高く、日本では、この科学技術が発達した現代において、かつEUが全面使用禁止としているにもかかわらず、そしてEU規制当局から、小児の神経系の発達に大きな影響を及ぼすリスクが考えられるとされながらも、あまり騒いではいないし、マスコミも取り上げすらもしない。 たしかに、ニコチノイド系農薬に代わるものがなく、代替品があってもコストが高くついてしまうというようなことはあるかもしれないが、フランス、いやいやEUの全ての国でできて、日本にできないということはないだろう。厳しい言い方かもしれないが、姿勢と努力が足らないのだと思う。 汚染物質で、黄色い川、赤い川、黒い川の中国と一緒とまでは言わないが、姿勢としては大して違いはないかもしれない。 ミツバチがいなくなって困るんだったら、きちんと対策を取るべきです。 昨今、養蜂場のミツバチを盗む窃盗事件が増えているようですが、いろいろなところで歯車が狂い初めています。 ミツバチだけでなく、人体にも悪影響を及ぼす可能性があるものを、日本は平気で使い続けるのだろうか? 真剣に考えてもらいたいところです。 農薬一つとってもそう、原発だって、原爆投下され、福島原発の事故があり、それでも原子力を止めないで、海外に原子力を売り込む死の商人JAPAN、全くもって恥ずかしい。 農薬の件だって、EUだけでなく、日、米、中も協力してやっていかなくてはならないだろう。 自国さえよければよいという日本や米国は、EUほど社会が成熟していない子供国家なのだろう。 とにかく、マスコミもくだらない芸能人のスキャンダル追いかける暇があったら、もっと取り上げなくてはいけない問題が山ほどあるような気がするのです。 もっとも、私も含め、国民も芸能人の噂話などを喜んでいるのではなく、意識を変えていかないといけないと思う、今日この頃です。
by yakuji-info
| 2013-12-19 00:01
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