グレープフルーツの香りをかぐことで脂肪が燃焼されることが裏付けられ、札幌市で開催されている日本肥満学会で発表されました。
また、日本薬学会では、グレープフルーツやの香りに肥満の原因である体内の中性脂肪を燃焼させる働きがあることを突き止めたと発表した。
グレープフルーツから抽出した精油を10分間、実験用ラットにかがせる実験の結果、脂肪が分解され血中のグリセロール濃度が2倍以上になり、体温が上昇し脂肪が燃焼されていることが分かった。
同時に、副交感神経の活動が弱まり食欲を低下させ、においをかいだラットはかいでないラットと比べ、体重が約5%減ったという内容だそうです。
また、ラベンダーの香りはグレープフルーツの香りと正反対の作用を及ぼし、脂肪を蓄積させることも、実験の結果、明らかにされた。
グレープフルーツの香りをかぐと、交感神経が活性化し、生理活性物質のノルアドレナリンが多く分泌され、脂肪細胞内で中性脂肪をエネルギーに変えるタンパク質(UCP)が活性化するという。このUCPが運動とは異なるメカニズムで脂肪を燃焼させる働きを持つ。
他にブラックペッパー・フェンネル・エストラゴン(タラゴン)でも効果があった。