アレルギーシーズンにあたり、FDAが小児用医薬品の有効成分について記載している。
http://www.fda.gov/ForConsumers/ConsumerUpdates/ucm343050.htm
医学記録のテンプレート "Daily Medicine Record for Your Child" (リスト)を携帯し、小児科訪院時や薬局来店時に行くことを推奨している。
http://www.fda.gov/downloads/Drugs/ResourcesForYou/Consumers/BuyingUsingMedicineSafely/UnderstandingOver-the-CounterMedicines/SafeUseofOver-the-CounterPainRelieversandFeverReducers/UCM232896.pdf
急性発作性の症状でくしゃみをしている場合は、まさにアレルギーシーズンであり、複数の薬物を服用している場合の相互作用などによるリスクについて述べている。
医薬品は、矯味剤や溶解補助剤など、不活性な有効成分以外の添加物も配合されていてそれに注意する必要がある。
有効成分については、OTC医薬品は製品の "Drug Facts" にリスト表示される。
一方、処方箋薬については、患者向け添付文書や薬剤師によって用意された消費者情報シート(consumer information sheet)にリスト記載されている。
これらによって、医薬品の成分情報をきちんと把握するよう啓発されている。
多くの医薬品は単味だが、アレルギー薬、鎮咳薬など配合剤では、複数の成分を配合する。特に他に別途の疾患を治療していたりすると、薬物相互作用を頭に入れることが大切。
アセトアミノフェンやイブプロフェン、プソイドエフェドリン、フェニレフリン、カフェインなどの副作用について言及し、薬物の副作用や相互作用を防ぐために、すべての薬物とそれぞれが含む主成分を記録・追跡することは不可欠としている。