医薬品の添付文書に記載されている副作用名「アナフィラキシー様症状」について、
今後『アナフィラキシー』に変更になります。
〔参考:医薬品・医療器機等安全性情報 No.299〕
これまでは、「アナフィラキシー」と「アナフィラキシー様症状」がありましたが、近年、「重篤副作用疾患別対応マニュアル」やWHOの提唱等によりIgEの介在の有無にかかわらず、『アナフィラキシー』という用語を用いる考え方が主流になったことを受け、用語が見直されました。
<参考:従来>
アナフィラキシー:主たる発生機序は、IgEが介在する即時型(Ⅰ型)のアレルギー反応
アナフィラキシー様症状:IgEが介在するかしないか判別することが必ずしもできない場合