【速報!】 医薬品ネット販売、最高裁容認 しかし安全確保第一で薬事法を改正の動き!
まさに今日午後、OTC医薬品のネット販売を規制している厚生労働省令が違法とする2審判決を支持した最高裁判決が下されたばかりだ。
裁判には勝ったものの、今度は薬事法で規制されることになるといわれている。
28日通常国会で、ネット販売規制のための薬事法改正を行う方針。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013011101001564.html
政権与党となった自民党は、選挙公約とも言える『総合政権集』で医薬品のネット販売について「安全優先の観点から容易な規制緩和は行わない」としている。
<参考 :
http://www.pharmacist-magazine.com/news/article/527.html>
薬歴管理などのことも考え、国民の安全第一という自民党の選挙公約は、責任ある政権与党としては、しごく当然であると思う。 下手に規制緩和し、国民の安全が脅かされることになったら、いったい誰が責任を取るのかということである。
結局のところ、薬剤師による対面販売、説明販売という安全確保面を優先すべく、省令を撤回した上で同様の規制を薬事法施行規則などの省令ではなく、法律である薬事法に盛り込むことになる公算が強い。
判決は、今回販売権利を求めている2業者(ケンコーコムとウェルネット)に対してのみ、省令は無効となるが、他業者には効力があるという立場を取っていく方針と言われている。
同時に、ネット販売の規制を緩和した場合の副作用リスクなどの危険性について省内検討を進める考えとしている。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130111/plc13011108160008-n1.htm
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1000G_Q3A110C1000000/