国際刑事警察機構(ICPO)と世界税関機構が世界各国に呼び掛けている、国際的な Operatio Pangea V (2012年9月25日~10月2日)に参加し、無承認医薬品から消費者を保護するため4100もの薬局に対し処置を行った。
取られた処置は、民事及び刑事上の摘発、違法製品の回収、違法ウェブサイトの削除など。
その発表は第5回国際インターネット対策週間(潜在的に偽薬・違法医薬品のオンライン販売・流通を阻止するグローバルな協力的努力が行われる)となる。
世界中で米中をはじめとした100ヵ国が参加し、18,000以上の不法な薬局ウェブサイトが閉鎖となり、約1,50万ドル相当の医薬品が押収となった。
FDAも、これに参加し不法なインターネット薬局においてついに行動を起こした。
http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm322492.htm
日本も、昨年からこの取り組みOperatio Pangea Vに参加していて、今年が2回目。
9都道府県警により、インターネットを使った医薬品の無許可販売や無承認医薬品の広告の集中摘発が行われ、薬事法違反などの疑いで9人が逮捕、3人と法人1社を書類送検された。
9都道府県警は33カ所を家宅捜索し、医薬品22種類、4671点を押収。大半が男性のED(勃起不全)治療薬で、「まつげが増える育毛剤」をうたった点眼薬もあった。
参考:
http://www.watarase.ne.jp/aponet/blog/121006.html (アポネットR)
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012100401001699.html