昨日、11月14日 医薬品等安全対策部会が開催された。
配布された資料については、
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000008fcs.html#shingi25 にアップされるかと思われます。
また通知や副作用の状況については別途機構等の該当ページでも見れるかと思います。
部会での決定事項など、主なポイントをまとめました。
<主な決定事項に関しては次のとおりです。>
*アンブロキソールの第1類から第2類へのリスクダウンについて、異論なしの満場一致で了承されました。
*イソコナゾールについては、第1類医薬品のまま据え置きとなりました。
*漢方製剤については、従来どおり全て第2類医薬品とすることになった。
*黄耆桂枝五物湯、中建中湯、排膿散及湯の3製剤は第3類の成分のみからなるが
新たに第2類として追加される漢方30処方の中に組み込まれた。
*小麦加水分解物のアレルギーについて、「茶のしずく石鹸」以外の小麦加水分解物を含有する
医薬部外品・化粧品の使用者に発生したアレルギーに関わる報告がされたが、
1例、「茶のしずく」と同一でない小麦加水分解物を用いた製品にアレルギーが
発生していた。
これについては、職業上繰り返し多く暴露していた例で今後注目していくとのことでした。
小麦加水分解物によるアレルギー事例は、本来の小麦による運動誘発性のアレルギー
と比べ眼瞼浮腫など眼に症状が出やすいという特徴があり、アレルギー学会等に
診断基準の作成をお願いしている。
また相模原病院のホームページに関連情報のリンクが貼られている。
http://www.allergy.go.jp/