ケンコーコムがシンガポールに会社を設立し、OTC医薬品の個人輸入をしている。
第一類医薬品のリアップなども入っており、厚生労働行政に対する明らかな挑戦である。
店に足を運べばディスカウントされている時代、だれが1000円、2000円の医薬品を注文するのに500円以上もの送料を出すのだろうか? しかも副作用救済制度の対象外となるのに。
はっきりいって利用者がどれだけいるのか分からない。
シンガポールというのも、東南アジアの邦人に向けてもとしても、それほどニーズはないであろうし、将来の東南アジア地域進出へのカギとするのかもしれないがまだ時期尚早のような気がする。
鳩山政権が打ち出している「東アジア共同体構想」もこれからの検討である。
今後の裁判に悪い心象しか与えないような行為、何を考えているのであろうか。
一つ考えられることがある。
1.ケンコーコムの社員が、わざわざ医薬品をシンガポールから個人輸入する。
2.僻地など、国民にはこれだけのニーズがあるんだという主張アピールができる。
つまり、裁判へ向けての自作自演のアピール作戦、アリバイづくりなのではないだろうか?
もしそうだとすると国民の安全性を無視し、行政にたてついてまで、感情論で持論をムリクり通そうとする超強引なやり方には、賛成できないし、やり方が計算高くて稚拙・幼稚でいやらしい。 こんなことで分厚い行政の壁を壊すヒーロー気分になられてはとんでもない!
なぜにこの時期の個人輸入? その意図が行政に対する感情論や儲け主義からくる自作自演ではなく、本当に国民のことを考えてという良心的なところを意図していることを信じたい。。。