日本製薬工業協会・医薬産業政策研究所(政策研)が行っていた「新薬の開発期間に関する調査」の結果がだされた。
昨年承認された新薬78品目の申請企業に対し、PMDAの承認審査パフォーマンスについて100点満点で採点を求めたもので
「100―80点」 : 18.6% (前年調査では4.4%)
「79―65点」 : 60.5% (前年調査では35.6%)
65点以上でほぼ8割となって、かなり改善した。
実際、新薬の審査期間は2008年は19.0ヵ月と短縮されている。(2006年は22.8ヵ月、2007年は20.0ヵ月)
やっと審査官の大幅増員によるドラッグ・ラグ解消の結果が出つつあるのではないだろうか。
さらなる解消に向け、臨床開発期間、審査期間の短縮が期待される。